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2009-06-15

寝酒することで実は不眠に!

寝酒は、思わぬ副作用があるようです。
寝るというより、意識障害に近い状態というのは、驚きです。

■寝付きが悪い夜に、お酒でも飲んでぐっすり休もうと思う人も少なくないだろう。しかし、眠るためのお酒は寝付きこそよくなるが、夜中に目が覚めやすくなるなど熟睡の妨げになる。習慣になると逆に不眠の原因になったりアルコール依存症に陥ったりする。就寝前の飲酒には注意が必要だ。
 「お酒の力を借りて眠っている時の脳波は、睡眠ではなく、意識障害の状態になっている」。代々木睡眠クリニック院長も務める東京医科大学の井上雄一教授(睡眠学)はこう指摘する。

 
 通常、睡眠時は脳が休んでいて眠りが深い「ノンレム睡眠」と、体は眠っているが脳は比較的活発に活動していて眠りが浅い「レム睡眠」を約90分周期で繰り返している。お酒を飲んで寝ると、しばらくの間、レム睡眠が抑制されてでなくなる。アルコールの効果が切れる眠りの後半になると前半の反動でレム睡眠が集中しやすい。睡眠というより意識を失っているのに似た状態で、十分な睡眠がとれずに頻繁に夢を見るようになり疲れやすくなる。
 
 寝酒は熟睡を妨げるだけでなく、かえって不眠につながる。日本大学の兼板佳孝准教授(公衆衛生学)らの調査によると、寝酒を飲んだ人が夜中に目が覚める割合は、男女とも飲まない人の1・2倍強。男性に限ると朝早くに目が覚めてしまう割合も1・4倍になる。典型的な不眠の症状が寝酒を飲むと増えていることがわかる。
 
 加えて「いびきが多くなったり、睡眠時の無呼吸が多くなったりと、二次的な睡眠障害の要因が出やすくなる」(日本大学の内山真教授)。

 アルコールだけに寝酒が続くと習慣化しやすいのも問題だ。眠るために飲むとなると、鎮静効果を得るために血液中のアルコール濃度が上がるだけの量を飲まなければならない。慣れが生じやすく、はじめは1杯ですんでいた寝酒が1カ月もすると足りなくなる。次第に量が増え、アルコール依存性の睡眠障害に悩まされることになる。「寝酒が習慣になっている人は、不眠症の予備軍といっていい」と井上東京医科大教授は警告する。

 また、飲み過ぎると、アルコール依存症に陥る危険もある。「リラックスするためにお酒を飲む人に比べて、眠るためにお酒を飲む人の方がアルコール依存症になりやすい傾向がある」と指摘する専門家もいる。

 もちろん、飲酒がすべて眠りを妨げるわけではない。夕食時の晩酌でリラックスする程度なら気分転換として効果的だ。大事なのは「飲んですぐに眠くならない程度の量にとどめること」(井上教授)。食事と一緒でも眠る直前となると寝酒と同じことになってしまうので、晩酌といえどもできれば床につく2時間くらい前までに終わりたい。

 寝酒に限らず飲酒の回数や量が多すぎないことも大切だ。肝臓などに悪影響を与えないよう週に1日は休肝日と、よく言われるが「よい睡眠のためには、飲酒は週の半分以下にした方がよい」(井上教授)。

 不眠が続くと糖尿病や心臓病といった病気にも悪いことがわかっている。翌日の仕事に備えていつもより早く眠ろうとしたり、仕事で帰宅が遅くなりすぐに眠ろうとしたりすると、ついお酒を飲みたくなるのも人情だが、寝酒に頼るのだけは避けたほうがよさそうだ。

 日本人はほかの国の人に比べて寝酒に頼る割合が高いといわれる。仏製薬企業の調査では30%が寝酒の経験があり、ドイツやブラジルなど調査した10カ国で最も多かった。

 日本では男性の方が女性よりも寝酒を好むようだ。日本大学の兼板准教授らの調査によると、眠るために週1回以上お酒を飲む人は男性が38・8%で、女性(18・3%)の2倍以上だった。男性のなかでも、働き盛りといえる40歳代から50歳代は60%前後に達する。特に、40歳代の男性は週3回以上が50・3%と半数を占め、ほとんど習慣化している様子が読みとれる。  
 一方で睡眠薬を飲む人は男性4・3%、女性も5・9%。欧米では寝酒より睡眠薬のほうが多く、寝酒頼みは日本独特の傾向だ。
(2009/06/14 日本経済新聞)

◆睡眠や不眠の科学的基礎を詳しく知るには
日本睡眠学会ホームページ「基礎知識」

◆飲酒の健康への影響を知るには
国立病院機構久里浜アルコール症センターホームページ
「情報ボックス/アルコール関連分野」


↓禁酒したい人にとっておきの本です。

テーマ : アルコール依存症
ジャンル : 心と身体

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