歴史から学び、現在を楽しむ

~歴史とは、現在と過去との対話である by E・H・カー~



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2010-04-13

『あんたがたどこさ』

今回は、江戸時代(明治初期?)のわらべ歌についての話題です。

(先程、私の娘(4才)が、唄っていたので、気になって調べてみたら、
このわらべ歌に実は、面白い逸話があったので、ご紹介します)


『あんたがたどこさ』というわらべ歌は、ご存知の方が多いのではないでしょうか。


 これは、熊本市船場地区を舞台とした日本の童謡です。


 古くは女の子の手まり唄(まりつき唄)として歌われていました。


 また、熊本市船場地区の市電船場橋駅には、
親子たぬきやハガキたぬきなど様々なタヌキ像が建てられているそうです。


【歌詞】

あんたがたどこさ 肥後さ

肥後どこさ 熊本さ

熊本どこさ 船場(せんば)さ

船場山には狸がおってさ

それを猟師が鉄砲で撃ってさ

煮てさ 焼いてさ 食ってさ

それを木の葉でちょいとかぶせ



【童謡の謎】 船場?仙波?狸は徳川家康?

 『あんたがたどこさ』の「せんば(船場)」とは、熊本の船場地区ではなく、
埼玉県川越市の仙波山を指しているのではないのか?


 こんな有力説が存在していることを知りました。


 江戸時代後期の幕末に、薩長連合軍が倒幕運動のために
川越の仙波山に進行していたときのこと。


 付近の子供たちが、彼らは何処からきたのか尋ねる様子が
歌詞に描かれているのでは?ということです。


 川越市には「仙波山」があり、仙波山には徳川家康公を祀った
仙波東照宮(せんばとうしょうぐう)が存在します。


 徳川家康は「狸」の俗称で知られていますね。


 こう考えると、「船場山には狸がおってさ」の部分は「仙波山」と
歌詞を書き変えても話の筋が通ることになります。


ややこじつけ気味ですが、説得力のある面白い解釈だと思います。


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■■  編集後記

 実は、同じくわらべ歌として有名な「かもめかもめ」にも面白い逸話がありますので、
気楽な話題をしたいときに(笑)ご紹介したいと思います。

 子供の時に保育園などで習った童歌について、調べてみると実は奥が深く、
当時の時代背景を映したものだと改めて思います。


テーマ : 歴史大好き!
ジャンル : 学問・文化・芸術

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