歴史から学び、現在を楽しむ

~歴史とは、現在と過去との対話である by E・H・カー~



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2009-09-14

小早川隆景の判断力

 毛利元就の三男、「三本の矢」の一人として知られる小早川隆景のお話です。

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小早川隆景の判断力~
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 豊臣秀吉からは「自分以外で天下を治める者がいるとすれば、黒田如水か小早川の隆景よ」と評された智将でもあります。

 自らを「長く思案して、遅く決断する」と言っており、即断即決を必ずしも良しとしなかった逸話が残されています。

 部下に対しても「急ぐことはゆっくり話せ」「急ぐことはゆっくり書け」と言っており、「人の意見を聞いてすぐに『ごもっともです』『その通りです』という人間が本当にわかったためしがない。本当に人の意見を聞く者は、自分で納得いかないことは、何度でもダメ押しをする。わからないことがあっても『こんなことを聞いては相手が気を悪くするのではないか』などと考えるのは、本気でその意見を聞いていない証拠だ。

 俺の言ったことをすぐわかりましたなどと請合う部下は信用しない」ということを話していたそうです。

 また、黒田如水とは仲が良かったらしく、如水に対して「貴殿はあまりに頭がよく、物事を即断即決してしまうから、後悔することも多いだろう。私は貴殿ほどの切れ者ではないから、十分に時間をかけた上で判断するので、後悔することが少ない」と指摘しました。

 後に隆景の訃報に接した際「これで日本に賢人はいなくなった」と悲しんだそうです。

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編集後記
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 上司からの指示に「上が言ったから」と考えることを放棄することは、何かあっても上司が責任をとってくれると考えるような責任転嫁型の人間だと小早川隆景は考えていたのかも知れません。

 私自身も、今までに数十回いや数百回?と上司の指示に即答しつつ「何かあったら上司の責任」と思ったこがありますので(恥)、小早川隆景みたいな上司だったら、すぐに見透かされてしまいそうです。

 「指示に対して一旦よく自分で考えて納得し、行動する」ことを実践したいものです。



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