歴史から学び、現在を楽しむ

~歴史とは、現在と過去との対話である by E・H・カー~



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2010-04-17

倹約とケチについて

戦国武将 伊達政宗の話です。

伊達政宗は倹約家で有名だったようで、お金に関する考え方について、
十分に現代にも通じることを言っています。


部下に山の中で、鳥を鉄砲で撃たせていたときのことです。
(今で言う「OJT」というとこでしょうか)

部下は火薬がもったいないので、撃つフリをしていました。

それを見て、伊達改宗が「どうして実弾で撃たないのか?」と問うと、

部下は「もったいないから倹約をしているのです」と答えたところ、

政宗は激怒して、

「馬鹿者!そういうことを吝嗇(今で言う“ケチ”という意味)というのだ。

私は、倹約はするが、吝嗇はしない。 必要なところにはお金をかける。

訓練に実弾を撃たずに、実戦の時に実弾が撃てるか!

必要なところに金をかけられないのは吝嗇というのだ」



「実弾での練習をせずに、本番で敵を撃ち損なったら、逆に損をする」


「倹約と吝嗇(ケチ)ということは違うのだ」

と言ったという逸話が残されています。


また、以下の遺訓も遺しています。

「気長く心穏やかにして、よろずに倹約を用い金銀を備ふべし。
倹約の仕方は不自由なるを忍ぶにあり、この世に客に来たと思へば何の苦しみもなし」



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■■  編集後記

今回は、「倹約」と「ケチ」とは違う話題でしたが、
現代でも十分に通じるものがあります。


>>『バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか』<<

(アマゾン紹介にジャンプします)


という大ベストセラー(絶版時には、2万円もの高値で取引されていました)の
中でも書かれていますが、お金を増やすためには「自己投資」が欠かせないのです。


まず「貯蓄」と「自己投資」にかける割合を決めておき(1割から2割の間で)、
毎月の収入から、その分を引いて、残った後のお金を生活費にまわすと良いです。
(私自身は、手取り収入のうち、貯蓄に2割、自己投資に1割を引いています)


お金に関する本は数多くありますが、上に紹介した『バビロンの大富豪』は
初版1926年から今に至っています。


このような古典的名作と呼ばれるものを何回も読みなおした方が、
きっと役に立つと思います。


伊達政宗については、以前にも「伊達政宗とお酒について」を書きました。

一読されてみてください。

記事 ⇒ 『伊達政宗とお酒について』
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2010-04-13

『あんたがたどこさ』

今回は、江戸時代(明治初期?)のわらべ歌についての話題です。

(先程、私の娘(4才)が、唄っていたので、気になって調べてみたら、
このわらべ歌に実は、面白い逸話があったので、ご紹介します)


『あんたがたどこさ』というわらべ歌は、ご存知の方が多いのではないでしょうか。


 これは、熊本市船場地区を舞台とした日本の童謡です。


 古くは女の子の手まり唄(まりつき唄)として歌われていました。


 また、熊本市船場地区の市電船場橋駅には、
親子たぬきやハガキたぬきなど様々なタヌキ像が建てられているそうです。


【歌詞】

あんたがたどこさ 肥後さ

肥後どこさ 熊本さ

熊本どこさ 船場(せんば)さ

船場山には狸がおってさ

それを猟師が鉄砲で撃ってさ

煮てさ 焼いてさ 食ってさ

それを木の葉でちょいとかぶせ



【童謡の謎】 船場?仙波?狸は徳川家康?

 『あんたがたどこさ』の「せんば(船場)」とは、熊本の船場地区ではなく、
埼玉県川越市の仙波山を指しているのではないのか?


 こんな有力説が存在していることを知りました。


 江戸時代後期の幕末に、薩長連合軍が倒幕運動のために
川越の仙波山に進行していたときのこと。


 付近の子供たちが、彼らは何処からきたのか尋ねる様子が
歌詞に描かれているのでは?ということです。


 川越市には「仙波山」があり、仙波山には徳川家康公を祀った
仙波東照宮(せんばとうしょうぐう)が存在します。


 徳川家康は「狸」の俗称で知られていますね。


 こう考えると、「船場山には狸がおってさ」の部分は「仙波山」と
歌詞を書き変えても話の筋が通ることになります。


ややこじつけ気味ですが、説得力のある面白い解釈だと思います。


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■■  編集後記

 実は、同じくわらべ歌として有名な「かもめかもめ」にも面白い逸話がありますので、
気楽な話題をしたいときに(笑)ご紹介したいと思います。

 子供の時に保育園などで習った童歌について、調べてみると実は奥が深く、
当時の時代背景を映したものだと改めて思います。


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